国際ハッカー集団・アノニマスが3月31日の「世界同時多発サイバーテロ」を予告
2012-02-22|政治・社会
昨年、ソニーの「プレイステーション3」のネットワークを攻撃し、1億人以上の個人情報を流出させたことで話題になった国際ハッカー集団「アノニマス」が、今度は世界中のインターネットをシャットダウンさせるサイバー攻撃を「3月31日に決行する」と宣言したようだ。
もし、この攻撃が実現すると、世界中の都市機能が完全にマヒさせられ、戦争でも天災でもない、人類史上類を見ない“大パニック”の可能性もあるが…
現代生活を支えるものとして、コンピューターネットワークは必要不可欠な“社会基盤”となっている。それが喪失すれば、物流や通信が途絶え、すべての経済活動がストップするだろう。
社会に大きな打撃を与えることを目的としている集団にとって見れば、まさに“やり甲斐のある”ゲームだといえるのではないか。
だが、技術的な面から可能性を考えるとどうなのだろうか?
ということで、あまり本気にしていない印象を受けるが、少なくとも攻撃側のアノニマスは自信満々のようだ。
個人的には、こういった作戦の成功に“自信がない”或いは“絶対に成功させる必要がある”のであれば、先に実行してから犯行声明を出す方法を選ぶのではないかと思う。
ここまであからさまに犯行を予告し、ご丁寧にも攻撃方法の一端まで明かすということは、よほど“自信がある”のか、或いは最初から“成功させる気がない”のか…
もしかすると、3月31日に人々の注意を引きつけておいて、実際には別の日に別の方法で攻撃を仕掛けるという、陽動作戦かも^^;
まあ、いずれにせよ、あまり悠長に構えていると、自分たちが実行する前に地球が“天災”を起こしてコンピューターの必要ない社会に戻してしまっているかも知れない(笑
「明日ありと 思ふ心の仇桜 夜半に桜の 吹かぬものかは」
親鸞聖人が仰るように、明日のことは誰にもわからないのだから…
※こんなものを作ってみた。
オカルトあんてな
もし、この攻撃が実現すると、世界中の都市機能が完全にマヒさせられ、戦争でも天災でもない、人類史上類を見ない“大パニック”の可能性もあるが…
何の前ぶれもなく停電が発生し交通機関もマヒ、銀行がストップし、政府や情報機関へのアクセスも遮断され、原発の制御がきかなくなる。当然ツイッターやフェイスブックにもつながらない。そんな事態を引き起こす作戦「グローバル・ブラックアウト」をアノニマスが表明したのは、先週のことだった。
世界中で使われているインターネットは、元をたどれば世界に13あるルートDNSサーバーにたどりつく。アノニマスはこのサーバーを直接攻撃し、根っこからネットをダウンさせるという。
「DNSルートサーバーがやられると、ドメインとIPアドレスのマッチングがうまくいかなくなり、メールの送受信もできなくなる。ルートサーバーはネットの一番の弱点といわれていますが、セキュリティーは強固に取られている。気になるのはアノニマスが挑戦状ともいえる犯行予告を出したこと。なんらかの突破口を見つけたのでしょう」(IT関係者)
アノニマスは「匿名の」の意味で、元々は高度な技術をひけらかす世界のハッカー集団だった。最近は、規制や抑圧をする権力をターゲットに、言論の自由を訴える若者も加わり、エジプトやチュニジア、シリアなどの紛争時には政府機関を攻撃するなど政治的色合いを帯びてきた。
米国家安全保障局のキース・アレクサンダー長官は、将来的に停電が起こり得ることを認めた。
前出のIT関係者は「もしDNSサーバーがダウンすればサイバー業界が乗っ取られるともいえ、被害はどこまで膨れ上がるか想像もつかない」と言いながら「ただ、アノニマスはこれまでも決定的な破壊活動には及んでいない。米議会で審議されているオンライン海賊行為防止法への抗議運動の一環で、ネットが安全だという危機意識の薄さへ警告を発したのでは」と楽観的な見方も示している。
(東京スポーツ)
現代生活を支えるものとして、コンピューターネットワークは必要不可欠な“社会基盤”となっている。それが喪失すれば、物流や通信が途絶え、すべての経済活動がストップするだろう。
社会に大きな打撃を与えることを目的としている集団にとって見れば、まさに“やり甲斐のある”ゲームだといえるのではないか。
だが、技術的な面から可能性を考えるとどうなのだろうか?
ハッカー集団Anonymousの名で、「3月31日にインターネットをダウンさせる」と予告する声明がインターネットに掲載されたが、これに対してセキュリティ企業では、攻撃は事実上不可能だと予想している。
Anonymousを名乗る声明では、この攻撃を「グローバルブラックアウト作戦」と命名。「SOPA(米国議会で審議されている海賊行為防止法案)、ウォール街、無責任な指導者そして銀行家に抗議するため」と称し、13あるインターネットのルートDNSサーバを3月31日にダウンさせると宣言した。
これによって「誰もドメイン名の参照ができなくなる。例えば“http://www.google.com”と入力しても、エラーページが表示される」と声明は予告し、この状態は「1時間で終わるかもしれないし、数日に及ぶかもしれない」としている。標的とするDNSサーバのIPアドレスも公表し、攻撃に使うDDoS(大規模・分散型サービス妨害)ツールも用意したという。
一方、セキュリティコンサルティング企業のErrata Securityは「AnonymousのルートDNSサーバに対するDDoS攻撃は不可能」とする記事をブログに掲載した。この中で同社は、ルートDNSサーバのようなインターネットの重要リソースの場合、何か事があればすぐに多数の専門家が問題の解決に当たると解説、一時的に影響があったとしてもほとんどの人は気付かないだろうと指摘した。
さらに、13のルートDNSサーバがそれぞれ別の組織によって運営されていることや、1つのIPアドレスへのトラフィックを別のローカルサーバに割り振る「Anycasting」が行われていることなど幾つもの理由を挙げ、「AnonymousがルートDNSサーバを全てダウンさせられる公算は小さい。多くの人が気付くかどうかも疑わしい」と結論付けている。
(IT Media)
ということで、あまり本気にしていない印象を受けるが、少なくとも攻撃側のアノニマスは自信満々のようだ。
個人的には、こういった作戦の成功に“自信がない”或いは“絶対に成功させる必要がある”のであれば、先に実行してから犯行声明を出す方法を選ぶのではないかと思う。
ここまであからさまに犯行を予告し、ご丁寧にも攻撃方法の一端まで明かすということは、よほど“自信がある”のか、或いは最初から“成功させる気がない”のか…
もしかすると、3月31日に人々の注意を引きつけておいて、実際には別の日に別の方法で攻撃を仕掛けるという、陽動作戦かも^^;
まあ、いずれにせよ、あまり悠長に構えていると、自分たちが実行する前に地球が“天災”を起こしてコンピューターの必要ない社会に戻してしまっているかも知れない(笑
「明日ありと 思ふ心の仇桜 夜半に桜の 吹かぬものかは」
親鸞聖人が仰るように、明日のことは誰にもわからないのだから…
※こんなものを作ってみた。
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