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ニール・ドナルド・ウォルシュ「神との対話」より~2012年には何が起こるのか?~ - It's a New World

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ニール・ドナルド・ウォルシュ「神との対話」より~2012年には何が起こるのか?~

「神との対話」は私が好きな本の一つだ。
その中から、特に面白かった部分を抜き出して紹介してみようと思う。

まずは、著者であるウォルシュさんが、“神様”から何とかして2012年の人類滅亡のことを聞き出そうと四苦八苦している場面だ。

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 ところで、わたしが「神さまとの直通電話」を持っていると思っている人がたくさんいるんですが、彼らは、地球は滅亡する運命なのか、知りたがっています。前にもうかがいましたが、もっと直接的な答えがいただきたいんです。大勢の人が予言しているように、地球には変化が起こるのでしょうか?そうでないとしたら、超能力者たちがいうのは、つくりもののヴィジョンですか?わたしたちは、祈るべきなんですか?変えるべきなんですか?私たちにできることがあるんでしょうか?それとも、悲しいことに絶望するしかないんでしょうか?

 その問題なら、喜んで話してあげるよ。ただし、「先へ進む」わけではないね。時間についてのこれまでの説明の中で、答えはすでに与えられているからね。

 「将来起こることはすべて、すでに起こっている」という、あの説明ですか?

 そうだよ。

 でも、「すでに起こっている」すべてというのは、何なのですか?どうなふうに起こったのですか?何が起こったのですか?

 すべてだよ。すべては、すでに起こっている。あらゆる可能性は事実として、完了した出来事として存在する。

 どうしてそんなことが可能なのか、まだ分からないんですが。

 分かりやすく話してあげよう。子供たちがCD-ROMでゲームをやっているのを見たことがあるだろう?そのとき、子供たちのジョイスティックの動きひとつひとつにどう応じればいいのか、どうしてコンピュータに分かるんだろうと思ったことはないか?

 ありますね。不思議だと思いました。

 すべてCD-ROMにある。コンピュータがあらゆる子供たちの動きにどう応じればいいのかを知っているのは、可能性のあるすべての動きとその適切な対応がすべて、CD-ROMに記録されているからだ。

 いやあ、奇妙ですね。シュールだなあ。

 すべての結末、結末に至るすべての紆余曲折が、すでにCD-ROMにプログラムされていることがシュールかな?ちっとも「奇妙」なことはないよ。それが技術じゃないか。で、ゲームの技術に感心するなら、宇宙の技術を考えてごらん!
 宇宙の車輪をCD-ROMだと想像してみればいい。すべてのエンディングはすでに存在している。宇宙はただ、あなたがたが今度はどの動きを選択するかを待っている。あなたが勝つか、負けるか、引き分けてゲームが終了したら、宇宙は言うだろう。「もう一度、やりたいかい?」
 CD-ROMはあなたが勝とうが負けようが気にしないし、「感情を害し」たりもしない。ただ、もう一度ゲームをするチャンスをくれるだけだ。すべてのエンディングはすでに存在する。あなたがどのエンディングを経験するかは、何を選択するかによって決まるのだよ。


 すると、神さまはただのCD-ROMみたいなものなんですね?

 わたしは、そうは言わないな。だが、この対話では、誰にでも理解できる概念で説明しようとしている。だからCD-ROMの例えを使ったのだよ。生命は、多くの点でCD-ROMのようなものだ。すべての可能性が存在し、すでに起こっている。どれを経験するかは、あなたの選択しだいだ。
 地球の変化についても、まったく同じことだよ。多くの超能力者が語る地球の変化は真実だ。彼らは「未来」への窓を開いて見たのだ。問題は、彼らが見たのはどの「未来」かといういうことだな。CD-ROMのゲームの結末と同じで、いくつものヴァージョンがあるのだから。
 あるヴァージョンでは、地球には天変地異が起こる。あるヴァージョンでは起こらない。じつは、すべてのヴァージョンはすでに起こっている。思い出してごらん、時は---


 知ってます。知ってますよ。「時というものは存在しない。」---

 そのとおり。すると、どうなる?

 だから、すべてのことはいっぺんに起こっている。

 そうそう、そのとおり。かつて起こったことはすべて、いま起こっているし、将来起こることはすべて、いま起こっている。だから、超能力者が予言する滅亡は真実なのかと考えるのなら、関心をすべてそこに集中してごらん。そうすれば、その滅亡を自分に引き寄せる。べつの現実を体験したいと思うなら、そちらのほうへ関心を集中すれば、その結果が引き寄せられるだろう。

 すると、地球に変化が起こるのかどうかは教えてくれないんですね。

 あなたがどうするのか、こっちが聞いているのだよ。あなたが、思考で、言葉で、行動で決定するんじゃないか。


神との対話〈3〉宇宙になる自分になる (サンマーク文庫)

神との対話〈3〉宇宙になる自分になる (サンマーク文庫)

  • 作者: ニール・ドナルド ウォルシュ
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 文庫



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うーむ、神様は実に上手にはぐらかしている(笑

私の理解では、私たちは“現実に翻弄されるか弱い存在”などではなく、“現実を創造する力強い存在”であるということを、神様は伝えようとしているのではないだろうか?

このブログではいろいろと予言を取り上げているが、どのような未来を選択するのかは、最終的にはあなた自身が決めることだ。

予言というものは、人類の集合意識・個別意識が創りだした“全ての可能性”の中から、予言者自身が無意識のうちに引き寄せた「ひとつの現実」に過ぎない。

だから、私たちは予言を聞いて恐れを抱く必要はない。

予言が示す可能性の中から“自分が望む未来”に必要な要素を抜き出し、オリジナルの素晴らしい未来を心に思い浮かべ、言葉で表現し、行動することが、最も創造的だ。

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コメント
非公開コメント

どうゆうこと?

なせばなるって事でしょ

なんか違う気がする

2011-09-10 22:26 | from 未来 | Edit

No title

>私の理解では、私たちは“現実に翻弄されるか弱い存在”などではなく、“現実を創造する力強い存在”であるということを、神様は伝えようとしているのではないだろうか?

うーん。なんか違うような。だってそれだと今回の大地震だって東北の人が望んだから起こったということになってしまう。

でも、あの土地では過去に何度も津波が起こっていた。そのスパンが長いから「震災は忘れた頃にやってくる」ってなってるけどもともと人間の生に比べて地球のサイクルはながいからね。

今回の震災もそのサイクルで起こったのだと思うし東京の人は望まないに決まっているけど多分将来関東で地震は起こると思います。

関東震災も過去に繰返し起こって来た。でも、それは大地の運動であって人間の破壊願望が起動させたのではないと思います。

どこかのブログで歴史的に地殻変動がどのように起こって世界地図がどのように動いてきたかという映像があったのだけど長い時間をかけて大地ってものすごく動いてるんだ。その間には大きな地震も噴火もあったでしょう。

その動きを人間の力とか思考とかでどうにかコントロール(止めたり押さえつけたり)できると考える方がおこがましいのだと思う。

人間って只の動物さー。地球の動きに翻弄されて生きるしかないのさ。でも「私たちは“現実に翻弄されるか弱い存在”などではなく、“現実を創造する力強い存在”」っていう考えは好きですけどね。

2011-10-05 20:41 | from 那由

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