伊勢女さんの予知夢の“猜森”と“行味川”は、安倍晴明による鎌倉、横須賀線への警告だったのか?
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その他:文字として出てきたもの(地名?) 、行味川 猜森、です。
行味川は橋がかかっていて下が川になっている場所で、看板は横書き。
猜森はトンネルか暗闇に浮かび上がった文字で、横書きだったと思います。
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「行味川、猜森」と言う固有名詞が不明だと書いたが、コメント欄からそれに関する興味深い情報を頂いた。
これを辞書で調べてみると、「さい」「ねたむ」と読むらしい。
一方、名字辞典で見てみると、難読名字として「あべ」という読み方があるとのことで、ここから「猜森」→「あべもり」→「安倍守」→「安倍晴明」という意味ではないか?というのが、コメント欄から頂いた指摘だ。
陰陽師として有名な安倍晴明が「安倍守」と呼ばれていたのかどうかは確証が得られなかったが、とても鋭い読みだと思った。
詳細はこちらのサイトを見て欲しい。(迷える子羊さん、ありがとうございました)
A Stray Sheep: 伊勢女さん予言「行味川 猜森」について(やっぱり鎌倉)
上記のサイトでは、安倍晴明と鎌倉の関連から「晴明石」の存在を導き出している。
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昔、道路の真中に大きな石が埋まっていた。この石を知らずに踏めば足が丈夫になり、知っていて踏めばびっこになるといわれていた。現在は、八雲神社の境内に移されている。なお、この石は晴明石とも呼ばれ、火難・災難よけの神の石といわれている。晴明とは平安時代の陰陽師「安倍晴明」のこと。もう一つのびっこ石は、浄智寺の先、横須賀線踏切付近にある。
※晴明石は、もとは十王堂橋付近にあって、多聞院の所有だったという。
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okadoのブログ: 陰陽師安倍晴明の伝説~鎌倉:山ノ内~
この「晴明石」がある八雲神社は、横須賀線鎌倉駅の南東500~600メートル程のところにあり、鎌倉最古の「厄除開運」の社といわれているという。昔、鎌倉で疫病が流行して多くの人々が苦しむ様子をみた源義光が、京都祇園社の祭神をここに勧請したのが始まりと伝えられる。御祭神は牛頭天王・スサノオ(建速須佐之男命)とのこと。
また、「晴明石はもとは十王堂橋付近にあった」ということから、地図で確認してみると、十王堂橋は小袋谷川という川に架かっており、横須賀線の線路から100メートル程のところにあるようだ。
鎌倉十橋:十王堂橋について
さらに、鎌倉と安倍晴明について調べてみると、北鎌倉駅から建長寺に向かってJR横須賀線の踏切りを渡った右手に、「山内の宅」と呼ばれる、安倍晴明の館があったと伝えられていることが分かった。
北鎌倉の安倍晴明伝説
ここまで「横須賀線」が頻繁に出てくると、伊勢女さんが見た「横須賀線」のビジョンがさらに現実的に感じられてくる。
次に「行味川」についてだが、上記のA Stray Sheepでは、七里ケ浜に注ぐ「行合川」のことではないかと推測している。
確かに、行味川と字感が似ている。
念のため「行合川」の由来を調べてみると、日蓮聖人が関係しているようだ。
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■龍ノ口の法難
日蓮宗教化センターの「絵で読む日蓮聖人のご生涯」によると、極楽寺の生き仏とまでいわれた忍性菩薩良観が、日蓮聖人との雨乞いに敗れた恨みで、平左衛門頼綱を使って逮捕させ、はだか馬に乗せ、龍ノ口刑場へと引かれて行ったことから始まります。
途中、鶴ヶ岡八幡宮にさしかかったとき、日蓮聖人は大声で「八幡大菩薩はまことの神か」と、法華経の行者を守る役目を果たすよう叱りつけた逸話や、龍ノ口刑場において日蓮聖人の首を斬ろうと、役人が刀をかまえたとたん、江ノ島の方角から不思議な光の玉が飛んできて、役人は驚いて逃げ去ったため、処刑が中止となり、日蓮聖人が命拾いしたという逸話を生んでいます。
また、そのとき「日蓮の首斬れません」という早馬が鎌倉に向かい、鎌倉からは「日蓮の首斬るな」との連絡が龍ノ口に向かい、双方の伝令が小さな川で行き合い、その川が以後「行合川」と呼ばれるようになったなどの話もあります。
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日蓮聖人は安倍晴明よりも300年ほど後世の人物なので、伊勢女さんへメッセージを託したのが安倍晴明であるとすれば、「行合川」という名前は使わないのではないか?
或いは「行味川」というのが古い名前だったのか…
ここまで来て、行き詰まった。
果たして、伊勢女さんが映像として見た“「行味川」という横書き看板”に該当するのが、十王堂橋が架かる「小袋谷川」なのか、七里ヶ浜に注ぐ「行合橋」なのか、或いは全く別の何かなのか…
まあ、いずれ必要なときに分かってくるだろう。
以上、ここまでをまとめると、
「猜森」(あべもり)は「安倍守」=「安倍晴明」を、「行味川」は鎌倉を流れる「行合川」を意味し、鎌倉(特に、現在の横須賀線沿線)に深い縁のある安倍晴明が、陰陽師としての生前の役割から、来たるべき震災に備えるよう、伊勢女さんを通じて我々に警告してくれた
このような推測になる。
(もちろん、この推測が妄想かどうかは各自の直感で判断して欲しい)
伊勢女さんは、メッセージを伝える存在が“名前を聞いても名乗らない”と言っていたが、実はこのような形で“遠まわし”に名乗っていたのではないか?
※世を惑わす霊的存在は、殆どの場合「私は○○だ。すごいだろ~」という感じで、過去の偉人など著名人の名前をはっきりと騙るという(笑
ちなみに、「あべもり」=「阿部守」で検索すると、元横浜副市長で現長野県知事の「阿部守一」という人物がヒットする。
高級神霊界では“ひとつの言葉に幾通りもの意味を込めてコミュニケーションする”と言われていることを考えると、一つの解釈にこだわり過ぎず、多くの視点から眺めてみることも必要なのかも知れない。
伊勢女さんの予言について、更に詳細をまとめてみた。
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