進歩とは何か?
そこには支配者は存在するだろうか。
富める者とそうでない者はいるのだろうか。
法は必要だろうか。
他者を傷つける者はいるのだろうか。
お金がなければ生きていけないだろうか。
生活のために嫌々ながら毎日を過ごしている者はいるのだろうか。
人類の数千年の歴史を思い浮かべて欲しい。
我々はいつの時代も支配者として搾取し、悪事を防ぐために複雑な法を作り上げ、お金を稼ぐことに人生のすべてを費やしてきた。
我々の社会は時とともに複雑になり、技術は発展したが、我々自身の精神性はどうだろうか。
我々は、2000年前の人間よりも幸せだと、言い切れるだろうか。
進歩とはいったい何なのか。
イエスが進歩した人だったとすれば、我々は全く進歩していないのではないだろうか。
我々が本当に進歩していたのならば、現在の地球には70億人のイエス・キリストが住んでいるはずではないだろうか?
我々はいったい何に向かって進んできたのだろうか。
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今の世の中に蔓延る終末予言の数々。
それらは全て予言ではなく、人類の集合意識が持つ無意識の願望だ。
有史以来、破滅に向かって突き進んできたことに気づいた人類の集合意識による、集団自決願望が現れているのだ。
神の一部である人類の運命を決めるのは、人類自身以外にない。
だから、天災にしろ自滅にしろ、人類が近いうちに大きな困難を迎えることは、もはや避けられないだろう。
しかし、この困難を体験することを選んだのは、本質としてのあなた自身だ。
そして、本質としてのあなた自身は、この物語の結末がハッピーエンドであることを知っている。
さあ、これから起きる出来事を思う存分楽しみなさい。
この困難な経験を通して、あなたがどのような進歩を遂げるのか、見せて欲しい。
夜明けは、もう、近い。